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社員紹介

秋本 峻太朗

法務・コンプライアンス本部
東日本品質保証室
2015年入社 生命環境科学部卒

食のリスクを減らし
安全・安心を守ることこそ使命

01

工場や仕入れ先などを巡って
製造環境の安全を確認・指摘していく

私が所属している品質保証室は、JA全農ミートフーズで取り扱う食品の安全性を確保するため点検・指導する部署です。私の担当している仕事は大きく分けると3つあります。1つは自社の加工施設である工場、製造をお願いしている他社の工場が衛生基準を守れているか、巡回して点検・指導を行います。2つ目は取扱い商品、原材料等の仕入先が当社の規定にそった衛生品質基準等を守れているか、こちらも工場を巡回し確認します。工場の巡回は製造ラインを中心に、必要であれば工場内の全体、また屋外環境も確認します。工場が整理・整頓されているか、屋外に雑草が生えっぱなしになっていないか、というようなことも判断基準です。指摘事項が見つかればそれらを現場の人に伝え、改善していただくこととなります。

そして3つ目は、製品に記載されている原材料や商品PRなどが書かれた食品表示の確認です。食品表示関連法に違反していないか確認し、正しい表示に修正していく必要があります。また他部署から確認が来たときも、この表示で間違いがないか、基準を満たしているか、私たちがしっかり判断・返答しなければならず、細かいところもおろそかにはできません。

02

知識がなければ指摘はできない
裏付けの確かな話だから聞いてもらえる

工場の巡回や食品表示のチェックは、知識や経験が問われる仕事です。食品表示法については常に勉強が必要ですし、工場の巡回については、見るべき部分を見て的確な指摘や指導をしないといけません。現場の人たちは自分よりラインの設備にも原料にも詳しいですから、こちらの話を聞いてもらえるような確かな知識や裏付けが必要です。ダメだというのは簡単ですが、押し付けるのではなく、科学的根拠に基づいた説明に思いを込めて伝えることで聞いてもらうことができると感じています。自社の施設では密接に関係ができているので、みなさんしっかり聞いてくれます。

今の業務についてはまだまだ経験が必要です。上司を見ていると機械の裏など、こんなところまで見るのか、と気付かされることがよくあります。もちろん確認方法の基本はありますが、現場の人が気づかないような場所にも注意力を払えるかどうかは、とても重要なポイントです。最近私も一人で工場点検に赴くようになりました。これまでより責任も重くなりますが、任せていただける期待に応え、食の安全を守るためにも職務に励んでいきたいと思います。

03

食の安全を守るという目標を
高いレベルで叶えていくために

品質保証室の仕事は経験や知識が必要と言いましたが、私はここに来る前、鹿児島の産地食肉センターにある事務所で2年間、肉の仕分けなどを担当していました。加工や配送の手配などに携わる中で、熟練の職人の作業を間近で見ながらたくさんの肉を見て、多くのことを学びました。今の品質保証室の仕事も、このセンターで得た肉の知識を活かすことが出来ており、さまざまな経験の積み重ねこそ大事だと実感しております。今の部署に異動してからも新しい刺激を受け、日々学んで知識を増やし、自分の成長を感じることができるのは、大きな喜びでもあります。

JA全農ミートフーズは業界のトップを目指し、それぞれの社員が強いこだわりを持って仕事をしていると感じます。能力の高い人たちが切磋琢磨しており、そういう人たちと仕事をすることで、自分もまた高いところへと登っていけると感じています。私は学生時代、食品に付随した環境関連のことを学んでいました。食のリスクを減らす仕事に就きたいとずっと希望していたため、食の安全を守るということこそ、私のこだわりです。品質保証室の仕事は私が目指していたものと合致しており、日々がとても充実し、やりがいがあります。周囲の人の高い志に触発されながら、食に関する幅広い知識を得て自分の視野を広げ、もっと高みに登り、食の安全に貢献していきたいと考えます。