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新脱骨技術「道央SP」「mlcSP」

新脱骨技術「道央SP」「mlcSP」全国普及のお知らせ(2025年12月掲載)

全国食肉センター協議会では、人手不足やSP規格の増加に伴う生産性低下への対応として、新たな脱骨方式「道央SP」および「mlcSP」を全国的に普及・導入する方針を決定しました。

1.背景
従来、海外の脱骨手法を参考に検討を進めてきましたが、設備面の制約から国内での実施は困難でした。そこで、日本の食肉センターで実現可能な効率的な方法を模索し、歩留まりを維持しながら生産性を高める技術を確立しました。

2.技術概要
• 道央SP(㈱北海道畜産公社):胸椎・腰椎の乳頭突起脱骨方式。大型機械不要で残骨リスクを低減し、歩留まりを維持。
• mlcSP(㈱ミートランド):トモ肋骨の線入れ方式。深ナイフを減らし、骨筋をきれいに残して歩留まり向上。


3.今後の展開
両技術は、全国の食肉センターや業界全体に普及を進めるとともに、日本食肉流通センターや全国食肉学校への情報共有、加工メーカーへの技術提供も行います。

詳細や動画はこちらから

乳頭突起の脱骨:道央SP

カタ肋骨の脱骨:道央SP

トモ肋骨への線入れ:mlcSP