CSR活動
出前授業 工場見学
2023年7月27日 調布市食育セミナーを実施しました。(東日本営業本部)
更新日: 2023.12.08
東京都調布市では、毎年夏休みに小学校4・5年生を対象に「食育セミナー」を開催しています。食育セミナーは、3日間で体験学習を通して学びます。全日程の食育セミナーに参加した児童は,「調布っ子食育マイスター」に認定され、食の伝道師として食育を地域に広めていきます。
当社は、2日目の「お肉が食卓に届くまで」の講義を担当し,「命をいただくことの大切さ」「もったいないの心を学ぶ」をテーマに講義と調理実習を行いました。講義では、お肉が食卓に届くまで、食の安全(トレーサビリティ)、命をいただく感謝の気持ちを伝えました。調理実習では、動物の命を全ていただくために、小さな切落とし肉も使い切れるようなレシピで、子どもたちがホイル焼きを作りました。
コロナウイルスの影響でここ数年は、対面での開催が出来ていませんでしたが、今回4年ぶりに出張授業を行うことができました。
その様子をご紹介します。
実施日時 | 令和5年7月27日 9時から12時 |
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実施場所 | 調布市文化会館たづくり |
参加者 | 調布市内小学校4年~5年生 11名 |
実施内容 | ・当社社員による「お肉が食卓に届くまで」講義
・国産和牛切り落とし肉を使った調理実習・試食 |
授業の様子
皆さん講義は真剣にきいていました、途中何問かのクイズは少し難しかったでしょうか( ゚Д゚)
調理実習は、とても楽しんでいる様子でした。お料理の出来もばっちりです!!!
子どもたちへ講義後のアンケート(一部抜粋)
- 自分がしていた「もったいないなぁ」と思うことは何ですか?(自由回答)
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- お肉の脂の部分を食べずに捨てていたこと。
- 食事で出たもので嫌いなものは食べずに、好きなものだけ食べていること。
- 水を出しっぱなしにしていた。
- 人参を残していたこと。
- 「もったいない」を無くすために気をつけたいことは何ですか?(自由回答)
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- 食べ物を残さないように、食べれる量で調理する。
- 嫌いな食べ物も頑張って最後まで食べる。
- 水の出しっぱなしはなるべく早くに気づく。
- 食事のことで、あなたが感謝したい人(もの)を教えてください。(自由回答)
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- 牛肉や豚肉 ⇒ 人間が生きるために、命をいただいているから。
- お父さん・お母さん ⇒ いつもご飯をつくってくれるから。
- 牛・豚を育てている人 ⇒ その人たちがいないと、牛・豚が育たず、スーパーに売ることが出来ない、私たちの食卓に届かないから。
- 農家さん ⇒ たくさんの食べ物を大切に育ててくれているから。
- 今日の感想・わかったこと(自由回答)
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- 「いただきます」や挨拶のときに、ありがとうの気持ちを込めようと思った。
- 牛や豚は、お肉になるまで生きていたから、残さず食べる。
- お肉はとても貴重なものだから、もっと感謝して食べようと思った。
- 初めて自分で作った料理はおいしかった。
- みんなでご飯を作って仲良くなれた。
- 今日、料理をしてみて、お母さんとお父さん、生産者の方たちに感謝したいです。
- 命の大切さは、1年中ずっと「旬」ということが分かった。
お野菜やお魚は、おうちの庭で育てたり、釣りをして、比較的すぐ家で食べることが出来ますが、お肉は食卓に届くまで、とても色々な手間がかかっています。調理実習も含めたこの体験をとおして、食べることへの理解と感謝を深めていただければ、とても嬉しいです。