JA全農ミートフーズ株式会社

相場

2019年11月
副産品

  1. ホーム
  2. 相場
  3. 情勢
  4. 副産品

内臓

1.国産牛

  • 令和元年9月成牛と畜頭数は、83.7千頭(前年比102.7%)となった。
    内訳を見ると、和牛35.6千頭(前年比105.0%)、交雑牛19.0千頭(同 98.4%)、乳牛去勢13.6千頭(同 94.3%)であった。
  • 令和元年10月の成牛と畜頭数は、速報値(10/31まで集計)で87.3千頭(前年比94.5%)と前年を下回った。
  • (独)農畜産業振興機構が10月29日に公表した牛肉の需給予測によると、11月の生産量は全ての品種で出荷頭数の減少が見込まれることから、前年同月をやや下回ると予測する。
    3ヶ月平均(9~11月)では、出荷頭数は前年同期をわずかに下回る一方、生産量は前年同期並みと予測している。
  • 需要動向については、タン・ハラミ・サガリ等の赤モノは依然不足気味である。レバーの動きは鈍い。
    シロモノは直腸の動きは良い。小腸は冬場に向けて動きが出始めてきた。しかし、大腸は動きの鈍い状況である。

2.国産豚

  • 令和元年9月度全国の肉豚出荷頭数は1,287千頭(農林水産統計10/31公表 前年同月比102.0%、前月比102.2%)となった。
    9月の全国地域別出荷頭数を前年同月比で見ると、北海道109.3%、東北102.9%、関東101.6%、北陸甲信越99.0%、東海82.2%、近畿94.8%、中四国115.9%、九州・沖縄102.5%となった。
  • 令和元年10月の全国と畜頭数は、速報値で1,422千頭(10/31まで集計)、前年同月比94.7%となっている。稼働日数では昨年より1日少ない21日となり、1日当たりの平均と畜頭数は速報値段階で67,714頭となっている。(前年は68,221頭/日)
  • 農水省食肉鶏卵課令和元年10月2日付 肉豚生産出荷予測によると、今後の出荷予測頭数は令和元年11月1,416千頭(前年同月比95%)、12月1,464千頭(同101%)、令和2年1月1,361千頭(同96%)、2月1,321千頭(同101%)、3月1,385千頭(同103%)となっている。
  • 需要動向について、アカモノ全体で動きは悪くないが落ち着いた状況である。、レバーは市中在庫が増加している。
    シロモノは、小腸は需要期に入り動きが出てきた、大腸も若干引き合い出始めたが、市中在庫は多いと思われる。
    豚足は荷余り感あり。

3.輸入牛

  • 令和元年9月の輸入通関実績によると牛肉輸入量は全体で50.5千㌧(前年比96.7%、前月比94.4%)となった。
    内訳は、チルドが21.5千㌧(前年比103.4%、前月比82.3%)、フローズンが29.0千㌧(同 92.2%、同 106.0%)となった。
    チルドは前年を上回ったが、それでも末端消費の落ち込みを反映して、6月以来の低い水準となった。
  • 10月29日に公表した牛肉の需給予測によると、チルドビーフ輸入量は、前年の輸入量が台風21号による通関遅延の反動等により多かったことに加え、輸入業者の買い付け時の国内需要が低調だったことなどから、10月・11月とも前年同月を下回ると予測している。
  • 令和元年9月の冷凍輸入牛レバーは74.6㌧(前年比158.7%・前月比86.3%)で、国別では米国66.7t、豪州8.0t、墨国0tであった。
    冷凍輸入牛腸は1,253.5㌧(前年比146.7%・前月比105.5%)となった。今年暦計(1~9月計)で数量は前年比101.3%である。

原皮

1.牛原皮

  • 令和元年9月の輸出実績は、24,583枚(前年比96.6%、前月比96.6%)で、前年・前月とも下回った。輸出平均価格は2,173円/枚(前年比-1,458円、前月比-240円)と前年・前月より下回った。 国別実績は、韓国6,112枚(前年比202.0%)、タイ15,111枚(同160.4%)、ベトナム3,360枚(前年なし)、香港、台湾、インドは実績なし。一方、ウエットブルーの輸入は、20.1千枚(前年比39.1%、前月比115.2%)、牛大判皮は46.7千枚(前年比172.0%、前月比98.1%)となった。
  • 価格は下落が一息ついているものの、徐々に下降気味である。
  • 米国の牛生産数の上昇、米中貿易戦争等様々な要因で回復が見通せない状況である。

2.豚原皮

  • 令和元年9月の輸出合計は、920,350枚(前年比137.6%、前月比81.8%)と、前年は上回ったが前月は下回った。。輸出価格は281円/枚で前年比-113円、前月比+7円となった。 国別実績は、タイ718千枚(同147.0%)、韓国39千枚(同541.7%)、カンボジア99千枚(同1368%)、ベトナム65千枚(前年なし)、台湾・フィリピン・香港・ミャンマーとも実績なし。
  • 輸出動向については、下げ基調であった価格も底を打って、反転し上げ基調である。
    10月以降も、輸出価格が上向いていくことに期待する。
    国内での豚コレラ発生でタイ向け輸出がOIE基準となった。輸出数量への影響が懸念材料である。

3.レンダリング

1.油脂等

  • 10月渡しの国内産食用加工油脂向け豚脂は前月・前年とも同様の95円(前年比100.0%)であり、牛脂は前月から保合、前年では-5円下げの85円(同94.4%)となった。豚脂は需要増のため需給はタイトである。牛脂は、外食の販売量盛り返しにより、好転に向かっているようである。
    アフリカ豚コレラの猛威により、世界的に豚脂が逼迫してきている。
  • 9月マレーシア産パーム油相場は、前半に輸出需要が好調であったが、後半は輸出量が一転して低迷したため、全体としては、保合となった。
    8月の価格は、前月より3円上げて78円となった。(前月比104.0%、前年比92.9%)
  • 10月の関東飼料用油脂は74円/kgと前月・前年とも同様であった。工業用油脂は45円/kgと前月・前年とも同様であった。
  • 10月のUCオイル(ローリー)飼料用の関東標準価格は、前月・前年と同様の63円~66円/kg辺り。

備考

1.東京市場内臓価格                                         (単位:円/枝肉kg)
価格改定 年 月 日 牛内臓 豚内臓
平成24年7月6日 30/枝㎏ 8/枝kg
平成24年11月19日 30/枝㎏ 7/枝kg
平成26年6月9日 30/枝㎏ 9/枝kg
平成26年11月10日 35/枝㎏ 9/枝kg
平成28年6月6日 40/枝㎏ 9/枝kg
平成31年4月1日 45/枝㎏ 9/枝kg

※ただし乳牛は42円/Kg   ※豚正貫物

2.大阪市場内臓価格                                         (単位:円/枝肉㎏)
価格改定 年 月 日 牛内臓 豚内臓
平成20年5月1日 50/枝㎏ 5/枝kg
平成23年6月20日 40/枝㎏ 5/枝kg
平成24年7月13日 30/枝㎏ 5/枝kg
平成26年11月10日 35/枝㎏ 5/枝kg
平成28年5月30日 40/枝㎏ 5/枝kg
平成31年4月1日 45/枝㎏ 5/枝kg

※H23.4.1から枝重500㎏以上が510㎏未満に改定

3.東京市場原皮価格                                             (単位:円/枚)
価格改定 年 月 日 牛原皮(和牛) 豚原皮
平成28年4月1日 2,000/枚 150/枚
平成29年1月23日/16日 1,500/枚 180/枚
平成30年5月14日 1,500/枚 150/枚
平成30年9月25日 1,500/枚 100/枚
平成30年11月1日 1,000/枚 100/枚
平成31年1月5日 1,000/枚 30/枚
令和元年7月22日 700/枚 10/枚

※交雑牛含む

4.大阪市場原皮価格                                            (単位:円/枚)
価格改定 年 月 日 牛原皮(和ヌキ) 豚原皮
平成29年1月23日/16日 1,800円/枚 140/枚
平成30年5月28日 1,800円/枚 110/枚
平成30年10月9日 1,800円/枚 60/枚
平成30年11月1日 1,300円/枚 60/枚
平成31年1月28日 1,300円/枚 30/枚
令和元年7月16日 1,000円/枚 30/枚
令和元年8月15日 1,000円/枚 10/枚
5.油脂価格(食用向け)                                           (単位:円/㎏)
価格改定 年 月 日 牛脂 豚脂
平成27年8月1日 93 93
平成28年6月1日 93 88
平成29年11月1日 90 90
平成30年4月1日 90 95
平成31年3月11日 85 95