JA全農ミートフーズ株式会社

相場

2020年1月
副産品

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内臓

1.国産牛

  • 令和元年11月成牛と畜頭数は、104.3千頭(前年比96.9%)となった。
    内訳を見ると、和牛50.9千頭(前年比99.2%)、交雑牛22.4千頭(同 91.4%)、乳牛去勢14.4千頭(同 93.5%)であった。
  • 令和元年12月の成牛と畜頭数は、速報値(12/27まで集計)で86.4千頭(前年比89.9%)と前年を下回った。
  • (独)農畜産業振興機構が12月25日に公表した牛肉の需給予測によると、1月の生産量は交雑種、乳用種の出荷頭数の減少が見込まれるものの、和牛の増加が見込まれることから、前年同月並みと予測している。
    3ヶ月平均(11~1月)では、出荷頭数は前年同期並みとなり、生産量は前年同期をわずかに上回ると予測している。
  • 需要動向については、タン・ハラミ・サガリ等の赤モノは依然不足気味である。レバーは加工需要で動きが良いようである。
    シロモノは直腸の動きは良い。小腸は需要期に入り堅調な動きだが若干安値傾向である。、大腸は動きの鈍い状況である。

2.国産豚

  • 令和元年11月度全国の肉豚出荷頭数は1,418千頭(農林水産統計12/26公表 前年同月比95.1%、前月比96.8%)となった。
    11月の全国地域別出荷頭数を前年同月比で見ると、北海道102.2%、東北103.4%、関東92.3%、北陸甲信越90.5%、東海78.0%、近畿85.9%、中四国97.9%、九州・沖縄96.1%となった。
  • 令和元年12月の全国と畜頭数は、速報値で1,414千頭(12/27まで集計)、前年同月比97.5%となっている。稼働日数では昨年より1日多い20日となり、1日当たりの平均と畜頭数は速報値段階で70,720頭となっている。(前年は76,380頭/日)
  • 農水省食肉鶏卵課令和元年12月10日付 肉豚生産出荷予測によると、今後の出荷予測頭数は令和2年1月1,372千頭(前年同月比96%)、2月1,297千頭(同99%)、3月1,381千頭(同103%)、4月1,388千頭(同99%)、5月1,312千頭(同97%)となっている。
  • 需要動向について、アカモノ全体で動きは悪くないが落ち着いた状況である。、ハツ・レバーは動きが停滞している。
    シロモノは、小腸は需要期に入り堅調な動きだが若干安値傾向である。大腸は若干動きがにぶい。市中在庫は多いと思われる。
    豚足は荷余り感あり。

3.輸入牛

  • 令和元年11月の輸入通関実績によると牛肉輸入量は全体で47.3千㌧(前年比91.5%、前月比85.4%)となった。
    内訳は、チルドが21.4千㌧(前年比86.0%、前月比84.0%)、フローズンが25.9千㌧(同 96.7%、同 86.7%)となった。
    チルドは牛肉全体の販売不振の中で、米国産の手当てを抑えると同時に豪州産の船積み数量も少なく、大きく減少した。
  • (独)農畜産業振興機構が12月25日に公表した牛肉の需給予測によると、チルドビーフ輸入量は、12月は豪州、米国の現地相場高等により、前年同月をやや下回る一方、1月は前年同月をわずかに上回ると予測している。
  • 令和元年11月の冷凍輸入牛レバーは27.3㌧(前年比37.6%・前月比27.5%)で、国別では米国11.5t、豪州15.8t、墨国0tであった。
    冷凍輸入牛腸は1,501.5㌧(前年比101.0%・前月比105.9%)となった。今年暦計(1~11月計)で数量は前年比102.0%である。

原皮

1.牛原皮

  • 令和元年11月の輸出実績は、43,990枚(前年比145.0%、前月比132.1%)で、前年・前月とも上回った。輸出平均価格は1,740円/枚(前年比-1,777円、前月比-70円)と前年・前月とも下回った。 国別実績は、韓国8,200枚(前年比113.1%)、タイ16,920枚(同142.8%)、ベトナム16,920枚(同282.0%)、香港1,950枚(同42.0%)、台湾、インド、トーゴは実績なし。一方、ウエットブルーの輸入は、14.0千枚(前年比34.1%、前月比68.5%)、牛大判皮は41.1千枚(前年比144.5%、前月比94.9%)となった。
  • 価格は下落が止まらない状態である。
  • 米国(南米も)の牛生産数の上昇が主な原因と言われており、合皮等様々な要因で回復が見通せない状況である。

2.豚原皮

  • 令和元年11月の輸出合計は、1,120,296枚(前年比107.4%、前月比107.8%)と、前年・前月とも上回った。輸出価格は356円/枚で前年比-40円、前月比+49円となった。 国別実績は、タイ884千枚(同113.6%)、韓国56.3千枚(同100.1%)、カンボジア58.9千枚(同163.6%)、ベトナム120.9千枚(同212.5%)、フィリピン、台湾・香港・ミャンマーとも実績なし。
  • 価格は上げ基調である。
    今後も輸出価格が上向いていくことに期待する。
    牛皮の価格上昇が伴わない場合、豚皮価格回復は一時的なものであるとの業界の意見もある。

3.レンダリング

1.油脂等

  • 12月渡しの国内産食用加工油脂向け豚脂は前月・前年とも同様の95円(前年比100.0%)であり、牛脂は前月から保合、前年では-5円下げの85円(同94.4%)となった。豚脂は需要増のため需給はタイトである。牛脂は、外食の販売量盛り返しにより、好転の兆しあり。
    ASFにより、世界的に豚脂が逼迫してきている。
  • 11月マレーシア産パーム油相場は、前月より9円上げて94円となった(前月比110.6%、前年比120.5%)。生産量の減少と輸出量が増加したため値上がりした。
  • 12月の関東飼料用油脂は74円/kgと前月・前年とも同様であった。工業用油脂は45円/kgと前月・前年とも同様であった。
  • 12月のUCオイル(ローリー)飼料用の関東標準価格は、前月・前年と同様の63円~66円/kg辺り。

備考

1.東京市場内臓価格                                         (単位:円/枝肉kg)
価格改定 年 月 日 牛内臓 豚内臓
平成24年7月6日 30/枝㎏ 8/枝kg
平成24年11月19日 30/枝㎏ 7/枝kg
平成26年6月9日 30/枝㎏ 9/枝kg
平成26年11月10日 35/枝㎏ 9/枝kg
平成28年6月6日 40/枝㎏ 9/枝kg
平成31年4月1日 45/枝㎏ 9/枝kg

※ただし乳牛は42円/Kg   ※豚正貫物

2.大阪市場内臓価格                                         (単位:円/枝肉㎏)
価格改定 年 月 日 牛内臓 豚内臓
平成20年5月1日 50/枝㎏ 5/枝kg
平成23年6月20日 40/枝㎏ 5/枝kg
平成24年7月13日 30/枝㎏ 5/枝kg
平成26年11月10日 35/枝㎏ 5/枝kg
平成28年5月30日 40/枝㎏ 5/枝kg
平成31年4月1日 45/枝㎏ 5/枝kg

※H23.4.1から枝重500㎏以上が510㎏未満に改定

3.東京市場原皮価格                                             (単位:円/枚)
価格改定 年 月 日 牛原皮(和牛) 豚原皮
平成28年4月1日 2,000/枚 150/枚
平成29年1月23日/16日 1,500/枚 180/枚
平成30年5月14日 1,500/枚 150/枚
平成30年9月25日 1,500/枚 100/枚
平成30年11月1日 1,000/枚 100/枚
平成31年1月5日 1,000/枚 30/枚
令和元年7月22日 700/枚 10/枚

※交雑牛含む

4.大阪市場原皮価格                                            (単位:円/枚)
価格改定 年 月 日 牛原皮(和ヌキ) 豚原皮
平成29年1月23日/16日 1,800円/枚 140/枚
平成30年5月28日 1,800円/枚 110/枚
平成30年10月9日 1,800円/枚 60/枚
平成30年11月1日 1,300円/枚 60/枚
平成31年1月28日 1,300円/枚 30/枚
令和元年7月16日 1,000円/枚 30/枚
令和元年8月15日 1,000円/枚 10/枚
5.油脂価格(食用向け)                                           (単位:円/㎏)
価格改定 年 月 日 牛脂 豚脂
平成27年8月1日 93 93
平成28年6月1日 93 88
平成29年11月1日 90 90
平成30年4月1日 90 95
平成31年3月11日 85 95